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学資保険の貯蓄性が快適な理由

保険商品の中で学資保険の大きな特徴は、その貯蓄性が非常に高いという点にあります。
これは具体的にはどういうことなのでしょうか。

まず、学資保険とは、高校や大学などへの進学時点において必要となる学費(授業料や入学金)などに充当することを目的とした保険商品をいいます。
高校・大学などの入学の際には非常に「物入り」となります。
特にお子さんが私立の高校・大学へと進学した場合にはその入学金などは極めて大きなものとなります。

この大きな負担となる学費をカバーするために、利用することができるのが学資保険です。
大学入学時などにかかる入学金などの負担を保険金でカバーすることができます。
そしてこの学資保険で戻ってくるお金は実質的にはそれまで10年・15年と積み立ててきたお金ですが、これに対して、一定の利率が付きます。
つまり、返戻率と呼ばれるものです。
この返戻率があるために、例えば、200万円を積み立てた場合、110パーセントの返戻率の時には、220万円になって戻ってくることになります。

この返戻率があるために、学資保険は貯金のように使うことができて、しかも上乗せさせて戻ってくるので、貯蓄性が高いと言われます。
返戻率は高いものであれば、110パーセント、つまり10パーセント上乗せされてお金が返ってくることとなりますので、現在の貯金の利率などよりも圧倒的に高いものとなることになります。
学資保険を選ぶ際には、(もちろん、その最大の目的は学資の確保ではありますが)将来の返戻率を考慮に入れてなるべく有利な商品を選ぶことが賢い利用法ということができるでしょう。

なお、返戻率が100パーセントを下回る場合、つまり元本割れを起こしてしまう場合というケースも、数多く存在します。
特に、保障型と呼ばれる生命保険的な側面を持つ商品の場合には返戻率が80パーセント程度になるものもあります。
この場合には貯蓄性が高いとは言えませんが、目的に合致している場合には返戻率を無視することもひとつの保険の選び方と言えます。


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